石沼の住人記録帳

石沼に沈んだ主婦の記録です。

しょーこの裏話―写真集3・4編―

こんにちは、しょーこです。

 

今回は別名義でkindle配信している写真集、『リトス・リトス・リトス!』のお話を。

 

 

 

『リトス・リトス・リトス!』はしょーこが持っているルースをモデルに撮った写真を、まとめて1冊にしたものです。

 

現在4冊まで配信中で、1と2はこのブログを始めた頃か、まだ始める前かくらいに配信しました。

 

1と2はこちら。

リトス・リトス・リトス! | 翼 翔太 | 収集・コレクション | Kindleストア | Amazon

リトス・リトス・リトス!2 | 翼 翔太 | 収集・コレクション | Kindleストア | Amazon

 

今回は2冊同時配信です。なぜ2冊同時だったのかというと、純粋にたくさん撮ったからです。撮りはじめるとスイッチが入って、大量に撮りはじめてしまいます。

 

3からは、持っていたけれどモデルとして使っていなかったルースも活躍してもらいました。通常の白いLEDだけでなくオレンジの白熱灯のライトを使ったり、別の原石を利用したりしています。

 

とくにお気に入りは2ページ目と9ページ目のセレスタイトとルースのセット写真。あとは6ページと7ページの、アレクサンドライトトリプレットストーンのカラーチェンジの様子もいいなあっと思っています。

 

4からは紫色の石がいくつか仲間入りしています。その中でもフォスフォシデライトはバラの形のカットがすばらしいルースです。

 

そんなフォスフォシデライトはぜひとも、葉っぱの形にカットされているグリーンオニキスと組み合わせたいと思っていました。

 

シンプルながらも、終わりとまだまだ花の盛り(写真集)は続く雰囲気がある写真を、裏表紙に採用しました。

 

とくに気に入っているのは5ページから7ページにわたって、物語のような3枚です。雨が降りだし、花に恵みをもたらし、最後に晴れる。そんなイメージで撮影しました。

 

6ページの写真のローズクオーツは、ぜひみなさんがお好きなピンクの花を思い浮かべてください。それにしてもこのローズクオーツのぷるんっとした感じ、かわいらしいです。

 

ルースの写真を撮るのは、配置を考えるのがなかなか難しいですが、「これだ!」という置き方ができたときは、とても楽しいです。またルースのきらめき、かわいい雰囲気を写真に収められたときもうれしくなります。

 

4冊目まで配信している『リトス・リトス・リトス!』をどうぞよろしくおねがいします!

 

それでは。

 

 

今回配信した3と4はこちら

Amazon.co.jp: リトス・リトス・リトス!3 eBook : 翼 翔太: 本

Amazon.co.jp: リトス・リトス・リトス!4 eBook : 翼 翔太: 本

 

石、削ってみた2

こんにちは、しょーこです。

 

今回はフローライトを削ってみようと思います。

フローライトのモース硬度は4。前回の河原の石よりは削りやすそうです。

 

削るフローライトはこちら。

 

 

できれば左の青いところを残したいですね。形はカボションを目指します。

 

それでは研磨機を使ってやってみましょう。

 

まずは120番で形をつくります。

え、めっちゃ削れる。このあいだの河原の石の削れにくさとは比較になりません!

 

その次の400番で削ったものがこちら。

 

 

すごく小さくなる。削りすぎました……。

 

次は800番と1200番で削ります。

 



 

写真ではわかりにくいですが、だいぶなめらかになってきました。

 

そして10000番とダイヤモンドペースト(60000番)を使って仕上げます。

 



 

遠目に見たら雰囲気カボションに見えます。近くで見たらけっこうボコボコですが……。

 

なんとか青い部分をまん中にできましたが、右側のすべてを削ってしまいました。

そうか……120番で削りすぎちゃいけないんだ……。

 

けれど初めて夫の手を借りずに削りきりました!色味は大変好みなので、飾りたいと思います。

 

まだフローライトはあるので、再び削ってみたいと思います。

 

それでは。

ミネラルマルシェ大阪春、行ってきた!

こんにちは、しょーこです。

 

今回は『ミネラルマルシェ大阪春』に行ってきました。

 

会場はマイドームおおさかの2階と3階。期間は2024年4月19日から21日までです。

2フロア分もブースがあるので楽しみです!


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人気YouTuberの元気先生のサイエンスショーも、午前と午後で違う実験があったらしく、にぎやかでした。

 

推しのジュエリーが作れる、デザイン工房AmE'S(アメズ)さんの抽選会をしに&ルースケースを購入しに向かいます。


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かわいいカボションカットのアクアマリンも追加で購入。かわいいねえ。

 

そして、このブログではおなじみ、V.V.GEMSさんへ。

今日はオレンジの気分だったので、オレンジ色が強いパパラチアサファイアをお迎え。


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かわいいねえ、かわいいねえ。

 

我が家にパパラチアサファイアはピンクとオレンジの2つ。しばらくしてから、ハートに組み合わせてケースに入れようかな?

 

2フロアもあったので、見ごたえたっぷりでした。

 

元気先生のサイエンスショーは明日もあるので、見学するのもおすすめです!

 

大阪ミネラルマルシェ春は明日もあるので、お近くの方はこのイベントにおでかけするのはいかがでしょうか。

とても楽しいですよ。

 

それでは。

 

 

デザイン工房AmE'Sさん

X(旧Twitter) https://x.com/Amechannel1?t=BEBY6KHp13NJ878o4EvzNw&s=09

インスタグラム https://www.instagram.com/designkobo?igsh=eTAxd25ic2RlYmhk

 

V.V.GEMSさん

X(旧Twitter) https://x.com/VirovetsV?t=IUaJest7Rs_5ZbabJAmvdA&s=09

インスタグラム https://www.instagram.com/virovetsvaleriya?igsh=MWR5cXVqd2JmcnNveg==

見て見て!しょーこの鉱物棚―ラリマー編―

こんにちは。しょーこです。

 

今日は私が持っている鉱物を、写真つきで紹介します。

 

第3弾はラリマー。

 

 

まずはラリマーという鉱物について、組成を含めた基本情報を見ていきましょう。

 

基本情報

 

英名

Larimar(ラリマー)  

和名

ソーダ珪灰石(けいかいせき)

化学組成

NaCa2(Si3O8OH)

結晶系

三斜晶系

モース硬度

4.5から5

屈折率

1.59から1.65

へき開

完全(2方向)

主な産地

ドミニカ共和国

 

ラリマーの鉱物名はブルーペクトライトといい、1974年に発見されました。第一発見者の娘『ラリッサ』とスペイン語で海を指す『マール』を合わせて、名づけられました。

 

色と模様で品質や価値が決まります。青と白がはっきりと分かれ、模様が波のようになって美しいものほど価値が高いです。

 

パワーストーンにおいての立ち位置

ラリマーは世界三大ヒーリングストーンの1つで、トラウマなどの悪い感情や悲しみから解放し、心を落ち着かせると言われています。

 

ちなみに世界三大ヒーリングストーンは以下のものです。

 

 

また創造性も高めると言われているので、クリエイターの方にもおすすめです。

 

私のラリマー、浅瀬みたいできれい

私のラリマーは青と白はそれほどはっきりしていませんが、色の濃い部分と薄い部分があり、それがかえって本当の海のように思えました。

 

海はいろんな色がありますよね。深い緑色の場合もあれば空のように美しい水色のところなど、深さや漂流物によって変わります。そのため大きいほうは特に、ところどころ深いところがある海のように感じました。

 

小さいほうは、青と白の混ざり具合がかわいくて購入しました。こちらはアイスラリマーというものになるのかしら?

 

アイスラリマーとは水色と白が混ざり合ったラリマーのこと。アイスラリマーのほうがお手頃な価格で購入できるため、こちらも人気です。

 

不思議な色味の大きいラリマーと、小粒でかわいいラリマーは同じルースケースに入れて楽しんでいます。

 

まとめ

ラリマーは世界三大ヒーリングストーンの1つで、水色と白が海のように美しい鉱物です。同じ模様のものはないので、ぜひお気に入りのラリマーを見つけてくださいね。

 

それでは。

創作にもハンドルネームにも使える!かっこいい名前の鉱物をご紹介―和名編3―

こんにちは、しょーこです。今日はバラ輝石という鉱物について紹介します。

 

 

まずは組成を含めた基本情報を見ていきましょう。

 

基本情報

 

英名

Rhodonite(ロードナイト)  

和名

バラ輝石

成分

(Mn,Ca)Mn4[Si5O15]

マンガンカルシウムケイ酸塩

結晶系

三斜晶系

モース硬度

6

屈折率

1.71から1.73

へき開

完全(2方向)

主な産地

オーストラリア、ブラジル、アメリカ、カナダなど

 

バラ輝石の『輝石』とはカルシウム・マグネシウム・鉄・ケイ素・酸素などが結びつくことで、できた鉱物のことです。短い柱の形をしています。

 

しかし近年バラ輝石は『輝石』ではなく『準輝石』というよく似た構造の別種類の鉱物(マンガン系)であることがわかりました。しかし改名はされず、現在もバラ『輝石』として呼ばれています。

 

半透明なものや黒い模様(マンガン)が入っているものが多く、透明度が高く発色もいいものは、インペリアルロードナイトと呼ばれ、人気があります。

 

マンガンカルシウムケイ酸塩とは、マンガンとカルシウムという金属と、ケイ素と酸素がくっついた物質のことです。

 

三斜晶系とは長さが違う3本の軸が互いに斜めに交わる結晶系です。すべての面が平行四辺形で形成されます。

 

モース硬度(ひっかき傷に対する強さ)は6と低くはありません。しかし後述する2方向もあるへき開のせいで、ジュエリーには向きません。

 

屈折率はカットの方法にもよりますが、天然スピネルと同じくらいです。しっかりとした輝きが感じられます。

 

へき開(特定の方向への割れやすさ)は完全で、特定の方向に沿って簡単に割れ、割れた面は均一です。バラ輝石は割れやすい方向が2つあります。

 

由来や逸話

バラ輝石の洋名であるロードナイトはギリシャ語のバラ『rhodon』(ロドン)が由来です。

 

ロシアでは鷹が巣に持ち帰ると言われていることから『鷹の石』とも呼ばれており、お守りとして赤ちゃんの揺りかごに置いておく習慣ができました。

 

管理の方法について

バラ輝石は紫外線が苦手なので、日光が当たらない場所で保管しましょう。汚れは軟らかい布で拭いてください。

 

パワーストーンにおいての立ち位置

パワーストーンとしてのバラ輝石は、肉体のエネルギーを活性化させる効果があるとされ、ストレスや疲労を回復する力もあるとされているので、お守りとして持つのがおすすめとされています。

 

石言葉

バラ輝石の石言葉は『友愛』『博愛』『愛情』『愛情の具現化』『秘めた情熱』『回復』『寛大』です。愛情に関する石言葉が多いのが特徴です。

 

まとめ

バラ輝石はロシアでは赤ちゃんのお守りになる石で、バラのような赤が美しい鉱物。通常のバラ輝石だけでなく、透明度の高いものを見つけたときには、ぜひその美しさを楽しんでください。

 

それでは。

河原の石、削ってみた

こんにちは、しょーこです。

 

今回はなんと、石を研磨してみました。

いやあ、宝石を研磨するゲームの実況見たら、やりたくなってしまいまして……。

 

使う石は、このブログを始める前に近くの川で拾った、正体不明の緑の石。

きみ、本当になんていう石なん?

 

今回は手ではなく、機械で研磨していきます。

手はね、とっても疲れるし時間がかかりますのでね。文明の利器万歳。

 

まずは仕事の関係上研磨に慣れている夫が、石にラインを引きます。赤い線がそうです。


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まずは120で研磨します。夫にもそばにいてもらいながら、やることに。

 

線のところまで削っていき、大まかな形にしていきます。

おお、意外とガリガリ削れる。今回は削れやすい子のようですね、よかったよかった。

 

次は番号を上げて300番、さらに進めて600番に。


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意外にいいのでは?

 

さらに進めて、だいぶ模様が見えてきました。よしよし。

 

そしてさらに番号を上げて、ダイヤモンドペーストも使いながら仕上げます。

 

そして完成がこちら!


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うーん、きれいにはなったけれど、透明度がないからあんまりきれいに見えませんね……。

残念! でも楽しかったです!

 

以前にフローライトを削ったときも楽しかったので、またミネラルショーで仕入れたいですね。

 

それでは。

ルースをモデルに写真や動画を撮ってみた4

こんにちは。しょーこです。

 

今回はルースの写真と動画を撮ってみました。

 

今回のモデルは以下の4つになります。

 

 

イカラーサファイアはなぜ二色になるのか、まだ解明されていません。トルマリンなどのように、はっきりと色が分かれるのではなく、じんわりと境目があいまいな状態で色が分かれています。

 

マリガーネットは2種類の成分が入っているガーネットで、1994年にマリ共和国で発見されました。

 

ミントトルマリンはミントグリーンのトルマリンです。トルマリンは色の幅が広く、色相環が作れるほど。ミントグリーンのさわやかさ、かわいらしさがお気に入りです。

 

フローライトもトルマリンのようにたくさんの色が楽しめます。紫外線を当てたり熱を加えたりすると、鮮やかな蛍光色を放ちます。そのため和名では蛍石と呼ばれます。

 

こちらがそれぞれの鉱物の動画です。

 

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以下はルースの写真になります。ぜひご覧くださいませ!

 

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